日本フィル/第613回東京定期演奏会
サントリーホール
指揮:ピエタリ・インキネン[日本フィル首席客演指揮者]
ヴァイオリン:樫本大進
ショスタコーヴィチ/祝典序曲
シベリウス/ヴァイオリン協奏曲
ショスタコーヴィチ/交響曲第5番
しばらくは聴く気がしなかったクラシック。
数週間前から聴きたい病が発症、先週末にチケットを押さえて聴いてきました。
(CD買いまくりの物欲病も発症中...)
指揮者のピエタリ・インキネンは、若干29歳にして首席客演指揮者に就任したフィンランド生まれの俊英。
ぱっと見イケメンぽく、新日本フィル/アルミンクのマーケティング戦略のパクリでしょうか。。
就任披露演奏会として、母国が誇る作曲家、シベリウスの作品をフィーチャーしています。
そのヴァイオリン協奏曲のソリストを務める樫本大進は、先日ベルリン・フィルのコンサートマスターに内定して話題となりました。
客席の多くは樫本大進狙いでしょうか、1階席はほぼ満席。
2階席はステージ裏側の席を含めても8割方は埋まっている様子でした。
ボクの狙いは、どちらかというとショスタコの2曲。
ブラバン上がりには、どちらも馴染みの深い作品ではないでしょうか。
祝典序曲は、たぶん吹奏楽をやっていた人なら一度は演奏したことがあるはず。
交響曲5番は、金管楽器を吹いてきた人なら、まず間違いなく4楽章に萌えるはず。
で、実際の演奏ですが、極上とまではいかずとも、十分に満足できる出来栄えだったかと思います。
樫本大進のヴァイオリンは初めて聴きましたが、この音色とテクニックが世界標準なのですね。
太く深く音量のある音色、聞き惚れるものがありました。
インキネンの指揮は、全体を通じてものすごく手堅い印象です。
楽譜に忠実に演奏しているような、そんな感じがしました。
日本フィルの音を聴いていると、機動力を感じさせます。
金管は、ある意味N響よりも安定感があるというか、安心して聴いていられます(祝典序曲の初っぱなとかね)。
とはいえ、5番の4楽章は、金管にとってはかなりスタミナが必要なところ。
最後の最後は、トランペットがかなり辛そうでしたが、がんばれ、ここは踏ん張れ~って、つい心の中で応援していました。笑
まぁ、そういう楽しみ方もアリということで。


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