2006年8月アーカイブ

いまや廉価版DVDの代表みたいなイメージが強いアルマゲドン。

パイレーツ・オブ・カリビアンよりも以前に、ジェリー・ブラッカイマーがディズニー(タッチストーン)と組んで制作された娯楽大作です。

たしかブルータスだったと思いますが、マイベストムービー10といった企画の号でとある映画監督が本作をベストに入れていたのが印象的だったのです。
かなり前の記憶なので曖昧なところが多いのですが、そのときの選評は「映画のエンターテインメントのあらゆる要素が詰め込まれていて、脚本の勉強になる」といったものでした。

それ以来、ずっと気になっていたのですが、しばらく前にオークションで入手し、先週末になってやっと視聴した次第です。
劇場公開時にはもちろん観ていたのですが(松田聖子が出演してるとか話題になりましたね)、それ以来で多分6年ぶりくらいではないかと思います。

映画の筋とはあまり関係がありませんが、まず驚いたのは、ニューヨークに隕石が墜落する冒頭のシーンでワールドトレードセンターが破壊されるシーンです。この作品、9.11よりも以前の映画なんですね。崩壊した都市を象徴するカットとして、一部が破壊されたトレードセンターを遠景にとらえているのにはドキッとさせられました。

改めて見返した感想としては、映画の内容については、もはやあえてここで語る必要もないものですが、なるほど、ブルータスにでていた監督画が語っていた通り、SFであり、サスペンスであり、ラブストーリーであり、アクションであり、家族愛を描いたヒューマンでもあり、と何でもありなてんこ盛り映画ですね。

それから、忘れてならないのは、音響効果が大変すばらしい点です。5.1chサラウンドの効果を最大限に発揮した音響は、耳も大変楽しませてくれます。
そのサラウンド全開っぷりは、ホームシアター派な方を満足させてくれるに違いありません。

とんでもSFの代名詞みたいな引用のされ方もする本作ですが、そういうのを差し引いてみても、第一級のエンターテインメント作品であることを疑う人はいないことでしょう。

いろんな要素をごちゃまぜにして鍋の中にいれてぐつぐつ煮て、それでいて仕上がりが美味、みたいなのって、さすがはジェリー・ブラッカイマー印の作品だと、あらためてそのプロダクションの制作能力の高さを再評価した次第です。


デトックスモードです。

日テレの金曜ロードショーで放送していたのを途中から視聴。
明日から公開される「ラフ」のプロモーションの一貫のようですが……

いやぁ、驚きました。
21世紀のこのご時世に、天下の東宝ともあろう映画会社が、こんな低品質な作品を制作されていたとは。
脚本、役者、演出、カメラ、音響効果、アフレコ、ぜーんぶダメダメ。
月9のテレビドラマのほうが何倍レベル高いことか。
邦画業界って、そんなに進歩ないの~。

こんな作品でだませるのは、小学校3年生までですぜ。
「ラフ」、見る気はハナからありませんが、「タッチ」のこの出来から想像するに、まったく期待できませんよ。
今日のこの放送って、はっきりいって逆効果でしょ。

オープニング、しびれます!
ジョン・ウィリアムズのテーマ曲に乗って文字が流れていく様子は、旧作ファン泣かせ。
リアルタイムで昔の作品を体験している身としては、このオープニングだけでワクワクしちゃいました。
内容的にもスーパーマンは、やはりスーパーマン。
X-MENみたくならなくてよかった。
難しいことを考えたくない時には、絶対お勧めです。

エンディングには、驚きました。
この展開は、事前情報ゼロですよね?
(エンドロールの後にある本当のオチではなく、その前のほうですよ)

パイレーツ・オブ・カリビアンの面白さは、スケールの大きな話の展開もさることながら、やはり、ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウ船長のキャラクターによるところが大きいと思います。
前作のなんだか訳の分からないはちゃめちゃやあやしいぶりが、本作では少しトーンダウンして、単なるゲスな男っぽくなってるように感じます。

本作のオープニングで、初めてディズニーのCG化されたロゴを見ました。
これは最近の作品からでしょうかねぇ。ディズニー作品はそれほど接する機会は多くないと思うので、詳しくはわかりませんが。カーズも未見だし…。

オープニングのスタジオのロゴでは、僕はワーナーが一番好きです。
作品毎に、その雰囲気に合わせてカスタマイズされますよね。
ロゴにまでクリエイティビティを発揮してるこだわりというか、遊び心にはとても好感が持てます。

ディズニーは、3つある映画のブランドをディズニーブランドに統廃合していくとのことで、今後はきっとタッチストーンとか見られなくなるわけですが、ディズニーブランドの名に恥じない、親子で安心して楽しめる作品を、これからもたくさん作り出していって欲しいと思います。

http://www.disney.co.jp/pirates/main/index.html

脚本家としての三谷幸喜の才能がキラキラと光り輝いている作品ですね。
ブラボー。
でも、本作を観て一番最初に感じたのは、三谷幸喜で一番楽しめるのは、映画よりも舞台だということです。どわっと笑えるあの感覚が、映画ではなかなか体験できません。
本作も舞台になったら、さらに2倍は面白くなるのではないかと想像します。


子供が観たがったため、ネットでは悪評渦巻いている、ある意味で話題な本作を観てきました。
期待しないで観た分もあったのか、言われてるほどの落胆はありませんでした。
ケチをつけはじめたら、確かにキリがないけど、オチが理解できなかった点以外は許容範囲と言えます。
原作を知っているファンの評判はすこぶる悪いようですが、そんな話は本作に限らず、「ハリー・ポッター」「ダビンチコード」「姑獲鳥の夏」など腐るほどありますし。
優れた原作であればあるほど、多くの人が共感できる映像化は困難な作業なのでしょう。

興味はあるけど評判を気にして観ていないという方は、自身の目で判断することをお勧めします。

http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id324031/
Yahoo!ムービーのユーザーレビューには、原作ファンの嘆きが多数投稿されてます。

原作を読んでみたいかも。

BS朝日で「座頭市」が放送されていた。
これまでは、食わず嫌いでなんとなく観る機会を逃していた。
観始めたら面白く、最後まで楽しんだ。
でも、アフレコはクチとずれてるし、北野武っぽい間の編集だし、そういう点は今ひとつなじめない。
作品の面白さを分析してみるも、どこがそんなに面白いのかよく分からない。
外国人が観たらものすごくカルトっぽい印象を持つのではないかと思った。
でも、とにかく楽しめた。
もっと早くに観ておけばよかった。


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