といっても自動車ではなくロードバイクの話。
サイクルモードエコクラシックには、多くのメーカーがブースを構え、試乗車を用意していました。

今回のイベントでレースのほかもう一つ楽しみにしていたのが、メーカートップモデルを試乗してみること。
ローテーションの合間には1時間以上の待ち時間が生じるため、時間的には全く問題ありません。
狙いはずばりコルナゴとトレック。
余裕が有ればスペシャライズドも試乗してみたかったのですが、それはまた次の機会にでも。
まずは、コルナゴのExtreme-Power。
フレームだけで58万8千円。完成車で90万を超えます。
試乗したのは、シマノDURA-ACEが装着されたモデルでした。

以前から固いバイクだという話は読んだり聞いたりして知っていたので、具体的にどう固いのかを確認したかったのが試乗した動機です。
試乗はサーキット内にもうけられた全長4kmにおよぶコースを自由に試走できます。
加えて、大部分の来場者はレースするためにきているので、各社ブースは閑古鳥状態。
本来は順番待ちが必至な最高級車も待たずにすぐ乗れる快適さ、でした。
で、感想ですが「なるほどー、固い」でした。
路面からダイレクトに拾う振動がゴツゴツしていて激しいんです。
プロの激しいペダリングに負けないよう、ボトムブラケット部分の剛性を高めているためなのだそうです。
前へ進む推進力がものすごいのも特徴的でした。
それは、前に進むというよりは前に引っ張られていくような感覚です。
ぐいぐい進んでいくその感覚は、とても個性的で新鮮です。
一番個性を感じたのは、ダンシングをしたときの車体の挙動です。
推進力を失わず、勝手に自転車が左右に振れてくれるのです。
全体を通じて、結構好き嫌いがでる自転車だなぁとう印象でした。
DURA-ACEのディレーラー、変速時のカチカチっと決まる高品質感もすばらしかった。
特にフロントディレーラーのシャコーンっと切り替わるあの感覚は快感すら感じてしまいます。
ブレーキの利き方も異次元。
高級車はブレーキがちゃんと利くんだなぁ、と妙に納得。
もう一台は、トレックのマドン6.9 Pro。
完成車価格で98万円。

こちらも固さ、推進力どちらも確かに感じられます。
が、コルナゴと比べると乗りやすいというか普通というか無個性、悪く言えば平凡な印象です。
今乗っているロードバイクとポジションが似ているのでしょうかね。
ダンシングの感触もコルナゴとは全く異なり平凡な挙動でした。
自転車としての個性では圧倒的にコルナゴの方が魅力的でしたが、もし実際に自分のお金で購入するとしたら、あえてトレックを選択するかもしれません。
無個性さが乗りやすく疲れにくいイメージを持たせるからです。
コルナゴは、少し尖りすぎかもしれません。
脚力のない人には全く勧められないという巷の評判は、まさにその通りでした。

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