映画の最近のブログ記事

先週末に観ていたのを今思い出しました。
謎に包まれたプロモーションが印象的だった本作。
中身は、オフィシャルサイトにも書かれているとおりの新感覚のアトラクションムービーでした。

ディズニーシーにあるストームライダー。
あんなのに近いイメージを持ちました。

あと、低予算ながら面白いと評判になった「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」。
これを高予算でSFX/CGバリバリに作り込んだらこうなった、みたいな。

カメラの視点が常に登場人物の一人からのものである点が、そうイメージさせるのかもしれません。
基本、なんちゃってドキュメンタリーなんですね。
ストーリーに関しては何も書きませんが、なんちゃってドキュメンタリーというフォーマットを採用している関係上、こういう展開がいかにも正しいのでしょうね。
リアリティを追求すればするほど、現実というものはやっぱりキビシイものでしょう。

映画的にはかなりトリッキーな感じもしますが、出来が悪いということではないので、似たような作品があとを続くかもしれませんね。

DVDが出たら、という方に一言。
基本的には、映画館で楽しむ作品でしょうか。


http://www.04-05.jp/

アカデミー賞4部門受賞の「ノーカントリー」。
コーエン兄弟の最新作。
昔、大ヒットした「ファーゴ」を観て感動した後、「ビッグ・リボウスキ」を観て失望して以来。

2時間程度の尺の中、これだけ濃密なストーリーが展開しているということに驚きました。
3時間分は楽しめた気分。
アカデミー賞作品賞や脚色賞は、ダテじゃないですね。
腕を上げたな、コーエン兄弟。


http://www.nocountry.jp/

見たり行ったことのある場所への空間移動、テレポートできる能力を持った青年を主人公とした映画。
普通ならば、人とは異なる特別な力を得た主人公は、悪と対峙したり、世のため人のためヒーローとして生きていく、という展開になるのが定番でしょうが、本作では、終始主人公は私利私欲のためだけにその特別な能力が発揮するという、すばらしい展開です。

演じるのは、スター・ウォーズのアナキン・スカイウォーカー役だったヘイデン・クリステンセン。
ヘイデンといえば、それ以外にも「ニュースの天才」もそうですが、身勝手というか、私利私欲を追求するイメージの役柄が多い気がします。
それでもって、その手の役を演じさせると、やけに光っているというか、ハマっちゃうというか...
一生、この手の役柄を演じていく予感がします。

監督は、ボーンシリーズをつくったダグ・リーマン、本作を観たいと思ったきっかけはそこにある訳ですが、この人「Mr.&Mrs. スミス」も監督されているんですね。
とても才能のある監督だとお見受けしました。

エンドクレジットでSFXの一部をWETAが担当している様子でした。
あの「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのSFXを手がけたニュージーランドの特撮スタジオです。
テレポートを行うと、その周囲の空間がゆがんで若干球形にえぐれたりするシーンがあるのですが、そのあたりの演出の妙というは、WETAのおかげなのかもしれませんね。

http://movies.foxjapan.com/jumper/

ファンタジー映画づいてます。
昨年劇場公開された(らしい)「スターダスト」。
こんな作品が上映されていたことは全く知らず、DVD発売でその存在を知りました。

ユーザーレビューを読むと比較的好意的で、家族で安心して楽しめる作品とのことでしたので、その言葉を信じて予約購入しておいたものです。

観た感想ですが、良くできたファンタジーだと思います。
家族で安心して楽しめるという点もその通りでした。

ヒロイン役のクレア・デインズが、ものすごく大人になっていて「ロミオ&ジュリエット」の頃の面影が全くありませんでした。
デ・ニーロをスクリーンで観たのも久しぶり。
あとなんと言っても、ミッシェル・ファイファーの魔女が一番の見所でしょう。

周囲での評判が異常に高い一作。
職場でいただいた前売券とシックスワンダフリーのおかげで、娘分の入場料金だけで楽しめました。ラッキー。

本作は、映画の冒頭から3部作であることを宣言しています。
そのことから、3部作すべてを観てみないと本作についての正確な評価をすることはできそうにありません。
なんせ、まだ作品の1/3しか終わっていないわけですから。

少なくとも、次作も観みてようという気にはなるので、3部作作戦は成功していると言えるでしょう。
短い時間にたくさんのエピソードを上手にまとめ上げている点は、つぼを押さえた脚本と相当優秀な編集の力なのでしょう。

この手のファンタジー物の先駆けと言えば、「ネバーエンディングストーリー」もといピーター・ジャクソン監督の「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズなわけですが、改めて感じるのは、「ロード・オブ・ザ・リング」が成し遂げた、ことの大きさです。

「ロード・オブ・ザ・リング」なくして本作は生まれなかったのだと思いますが、「ロード・オブ・ザ・リング」を超える作品を「ロード・オブ・ザ・リング」のあとに生み出すことも不可能ではないかと思えてしまうのです。

それくらい「ロード・オブ・ザ・リング」はでっかい作品なんだなって、本作を観ながらしみじみと感じてしまったことも事実です。

3Dライブアニメとよばれる、俳優の演技によるリアリティある動きをそのままアニメーションにしている点が特徴。
その生々しさは、実写映像の上にアニメ調の色を付けたかのようです。

本作は、「APPLE SEED」をプロデュースした曽利文彦監督による、「ピンポン」に続く2作目の監督作です。
「APPLE SEED」といえば、ジョン・ウーがプロデューサーとして名を連ねている、続編の「エクスマキナ」が記憶に新しいところですが、2作目の制作にあたって、そちらの荒牧伸志監督と袂を分かったのには何か理由があったのでしょうか。

両作品を観ればわかることですが、「ベクシル」と「エクスマキナ」には、舞台背景やキャラクター設定などさまざまな共通点を見いだすことができます。

公開時期も「エクスマキナ」にぶつけるかのように、先行して「ベクシル」が公開されたり。

フルCDによる制作という点もそうですし、描きたいキャラクターも酷似していることから、これは全くの推測ですが、「ベクシル」は曽利監督なりの「APPLE SEED」続編ではないのでしょうか。

作品そのものよりは、その裏側の事情が気になるところです。


ベクシル
http://www.vexille.jp/

エクスマキナ
http://www.exmachina.jp/


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